Ishikawa Kanazawa - 石川県金沢市

【父と娘のバンライフ二人旅】初日 石川県金沢駅で車中泊

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金沢 フォーラス シロク HP 長阪真

能登・穴水町岩車&金沢市 – 今日から約10日間、富山や長野あたりに向けて、長期旅前の短期間『娘と父ちゃんの田舎へのバックパッカー✖クルマ旅』へと出発する。

結生には『』を体感して、あらゆる意味で『旅の楽しさ』を学んでほしい。

自身が外へ『旅』していたので、『可愛い子には旅をさせよ』の意味がわかってくる。

親から学び・導いてもらい、あとは周りに支えてもらいながらも、自身の道を歩んできた。

ぼくがここ田舎にいて、今のようなライフスタイルをしているのは、オレゴンへの独自留学、田舎へのバックパッカー旅の影響が大きい。

バックパッカー旅から学び、世の中にはあらゆるライフスタイルが存在することを体感した背景があるからこそ、ある程度の自信をもって、これまでのライフスタイルから一歩踏み出し、田舎に移住することに至ったのだ。

体感して学ぶことが一番実感できる。憶測や想像して、物事を発言することは簡単だが、実体験が一番説得力がある。

世の中、やってみないとわからない、体感しないとわからないことだらけだ。

それに加えて、今もそうだと感じるが、これからもっと一つの狭い世界に閉じこもっていたら、これからの生き方はもっと見えなくなってくると感じる。

テクノロジーは進化していて、世界は、どんどん縮んでいく。インターネットだけでない。飛行機だけでなく、空飛ぶクルマでさえ、2020年までに世の中を飛び始めようとしている。“縮み具合”は飛躍的になる。

小さな田舎町で暮らしつつも、旅をして、大小問わない世界観をもって、これからの人生を歩んでほしい。

これは、娘だけでなく、まだまだ自分にも言えることでもある。

そんな“可愛い”娘、自分の成長、より多くのことを発信するためにも、今年は頻繁に、“外”への田舎バックパッカー旅を加速化したいと思っている。

結生にはとにかく“外”にでて、あらゆることを学んでほしい。自然豊富な能登の田舎も最高にいいところ。感受性をつけて、田舎での暮らしと平行して、やはり“外”にあるより大きな世界にも視野や興味を向けてほしい。

自分がそれによって、大きなことを未だに学んでいることから、子どもにはもっともっと“多く”を体感してほしい。

旅をしながら仕事ができる環境を構築することができれば、最高だなぁと思っている。

ただもちろん、結生の小学校が始まれば、一旦お休みしなければいけないだろう。

一方、結花は自身が活躍できる舞台に集中したい・したほうが良いということで、田舎バックパッカーからは離れ、まつげパーマやエステなどの美容サービスや、移住者がオープンした食堂でのバイトに集中する。

夫婦であろうと、人は誰でもどこにいても・どんな状況下でも、「自身の舞台を確立することで、人生が楽しくなる」。これも本当に重要なことだと思っている。

結花は天候含めあらゆることに気分が左右されやすく、自身に“迷い”が多い… だが、自身がこれまで確立してきたエリアで、いろいろとやればできること沢山あり、あらゆる分野で自信がもてることだと思う。

能登に移住した頃からずっと、結花には自分が輝けるエリア 特に自身のスキルある美容関係の仕事を始めて、自信をつけて、そのエリアで“元気になる”ことが、気分も明るくなり、ベストだと伝えていたので、それをようやくスタートすることができて、隣にいる自分としては本当に嬉しい。

前にも書いているが、田舎は人口減少に伴い、多くの“もの”がない。田舎はないものだらけ。

今のテクノロジーなど“やり方”、スキルの活用方法次第で、軌道にのるビジネスは沢山あるはずだ。結花のスキルはその一つ。

まぁ、それは置いておいて…

 

出発前…『芝刈り』に夢中

ということで、今日から“ちょい”旅が始まる。

が、その前に…

今日はバタバタの準備の中、午前中、新居引っ越し先の芝刈り機を活用して、引っ越し後、初の草刈りだ。

オレゴンにいたときは、芝刈りをやっていたが、日本での都会暮らしでは、芝刈りなんてやったことない。

芝刈り機はしばらくの間、使われてなく、納屋に置いてあったことから、中々エンジンがスタートしなかった。

20回ぐらいだろうか、エンジン紐を引っ張り、ようやくかかった。

芝刈りや庭/畑を整えることは楽しい一時。

夢中になっていると我を忘れてしまう。芝刈りなど、手を動かす作業は好きなほう。

畑作業だったり、体全体を動かして、作るものってのは難しく大変で、人によっては感じ方が違うと思うが、自分にとっては、とにかく集中してしまい、楽しめることだから、“簡単”な作業

自分の中では、仕事として行っているのか、“私事(しごと)”として行っているのかで、感じ方が異なってくるのではないかと思っている。

ネガティブな意味での“簡単”というわけでは全くないが、作業自体はシンプル、あとは体力勝負。

熱中できることってそれ一つに集中できるからシンプル。“情熱”もって取り組めることって、とにかく没頭できる

苦でなく、“簡単”で楽しいのだ。

どれも行っていることは“楽しいこと”ばかりだが、いろいろな作業を両立させるってことはなかなか難しい。

体を動かしたあとはどうしても疲れてしまう。動いていると、どうしても、書くことに遅れをとってしまう…どれも好きなことなのだが。

そんなこんなで、午前中、芝刈りに集中をしていると、あっという間に時間は14:00前になってしまった。

今夜、18:00過ぎまでには、金沢に到着しなければいけないのだ!

旅の準備はこれからだし、途中、結生を保育園に迎えに行かなければならない。

 

まずは…
オレゴン大学時代の友人と金沢駅で

旅の準備は芝刈り後に行い、この晩、穴水町岩車からクルマで約2時間弱かかる金沢駅周辺で、オレゴン大学時代の仲間長阪真っちゃんと約5年振りに再会する。

真っちゃんとは2011年頃、初期のバックパッカー旅の合間に鎌倉で再会したとき以来だ。

大学時代から、なにかと腹を割って話せる仲間の一人。あらゆることをバランス良く客観的な視点で判断、コミュニケーションできる真っちゃんだ。

ざっくり言うと、なにかとポジティブな意味で“上手い!”んだよね。

そのときは、鎌倉五山の第一位 建長寺(けんちょうじ)から天園ハイキングコースを歩いた記憶がある。

真っちゃんの出身は山梨県。18歳のときに山梨を離れ、明治大学に入学した。

在学中、1年間、オレゴン大学に交換留学し帰国。

だが、「今後、ビジネスでは英語がマストで当たり前のスキルとなる」などの背景から、明治大学で学士課程学位を取得・卒業後、オレゴン大学(University of Oregon)に編入して、通称「セカンドバチェラー(Second Bachelor’s Degree)」で国際関係学/インターナショナル・スタディイズ(International Studies)を専攻して、オレゴン大で2つ目の学位を取得し卒業した。

2000年、オレゴン大卒業後、真っちゃんは、『HP(エイチ・ピー)』で知られる日本ヒューレット・パッカードに就職して、今でも“やり手”営業マンとして活躍している。

HPはアメリカ本社の世界最大級のIT企業で、消費者や法人向けのパソコン、サーバー機器、プリンターなどを主力ビジネスとして世界市場で事業を展開している。

真っちゃんは、最近、世界初レベルのビッグプロジェクトのために、月に数回、金沢へと足を運んでいるそうだ。

ということで、金沢へ来て、セブンイレブンやホテル“食”ばかりの真ちゃん、娘・結生、ぼくで、金沢駅東口前にあるデパート「フォーラス」で食堂がそろった6階へ向かった。

今回、娘・結生が真っちゃんに会うのは初めて。

金沢 フォーラス シロク 金沢フォーラス店

「フォーラス」は意外にも?!美味しい食堂がそろっているとぼくは思っている。

とは言っても、まだ20軒あるうちの4軒にしかいけていないが… でも、ほぼ“当たり”ばかり。

夜行バスなどを活用して“私事(しごと)”旅で、金沢駅から東京や関西方面へ行くときに、駅周辺からフォーラスで夕飯のために寄るのが、「富金豚 金沢フォーラス店 (とみきんとん)」だ。

金沢 フォーラス シロク HP 長阪真

今回、「富金豚」は満席だったため、海鮮食堂「シロク 金沢フォーラス店」へ。

それにしても、「富金豚」含めフォーラス6階は、アジアやヨーロッパの人たちで賑わっていたなぁ。

もっと、昔ながらの日本が残っている奥能登のほうへと足を延ばせばいいのになぁ…っとついつい思ってしまう。

ここ最近はホントずっと耐えて…家で集中していることが多かった。久々に昔ながらの仲間との飲みだ。

限られた時間だけだったが、久しぶりの一時を真っちゃんと過ごさせてよかった。

もっと頻繁に会えればいいけどねぇ、とりあえず、今回は再会に感謝だ。

金沢 フォーラス シロク 金沢フォーラス店

 

今夜は金沢駅で車中泊

金沢駅フォーラス6階の海鮮食堂「シロク」をあとにし、今夜は、交番がそばにある「金沢駅東広場 自家用車駐車場」を車中泊スポットとして活用させてもらい、娘と“動く拠点”ハイエースのキャンピングカー内で一泊した。

金沢駅 東広場 自家用車駐車場

この金沢駅前駐車場は24時間駐車可能

最初の20分は無料、20分を超え60分駐車になると、まず300円となる。

8:00から22:00の間は、30分につき100円、(単純計算だが)1時間だと200円だ。

22:00〜8:00の間は、1時間につき100円となる。

この日19:00過ぎに、駐車場にクルマをとめて、翌朝、8:00前に出たので、費用は合計1700円となった。

都会の車中泊スポットとしては、安価で安全なスポットでは?!ないだろうか。

ちなみに、また話しは戻るが…真っちゃんが勤務するHPの代表は吉田仁志さん。

昔、ぼくが共同PR勤務で3~4年間、データ分析から未来を予測する「BI(ビジネス・インテリジェンス)」最大手SAS Institute Japanの広報を“深く”サポートしていたとき、途中、吉田さんがSASの社長になったことを思い出した。

真っちゃんに「そこでも“つながり”を感じるなぁ」と伝えようとしたが、うっかり忘れてしまった。

さて、金沢駅で一泊後の翌朝、富山を経由して、長野へと“桜”撮影に向かう。(続きは後ほど)

 

 

IKU - INAKA Backpacker

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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