能登・七尾市鹿渡島漁港 – 昨日のストーリーに続き、今日は元・職場ソニーのグループ会社 ソニー・ピクチャーズ・エンタテイメント(SPE)の中山雅貴(なかやま まさき)さんと、田舎ならではの待ち合わせ場所…“漁港”で約6年振りに再会する。中山雅貴さんは現在、ロスから出張で帰国中だが、その合間をみて、東京から遥々、能登へ来てくれたわけだ。(前回の話しはこちら)
そして、共通の友人で七尾に住む森山明能(もりやま あきよし)さん、福井県から能登半島先端の珠洲市に移住した大西友世(おおにし ともよ)さん、中山さんと森山さんと同じ慶應大学のサークルに属していた高橋奈々さんが今回の“再会”、そして見学に参加した。
漁港での再会になった理由は前回話したとおりで、地元出身の森山さんがアレンジしてくれたのだ。
ちなみに待ち合わせ場所の漁港は、漁港と言っても、ただの漁港ではない。「鹿渡島漁港(かどしまぎょこう)」という漁港で、30代の若手が多く、鮮度のために、魚の活け締め・神経締めを積極的に行うなど、鮮度を最も重視した出荷方法で、魚介類をお客さんの手元に届ける取り組みを行っている。
鹿渡島漁港での待ち合わせ時間が朝6:30頃と早朝のため、ぼくは既に昨晩から、七尾入りし、「道の駅 能登食祭市場」で“動く拠点”ファミリーワゴンCのハイエースを駐車して、車中泊中だ。
「道の駅 能登食祭市場」には、外観からトラベル仕様とわかる数台のハイエース「バンコン」、軽自動車「軽キャンパー」、キャンピングカーが並び、ぼくと同じように、ここで車中泊している様子だった。
外国人観光客だらけの鹿渡島漁港
この朝は「起きれるかな…」という心配もあり、頻繁に目が覚めた。
結局、5:00前には起床して、トイレで歯ブラシなどして、「道の駅 能登食祭市場」を出発。ここから鹿渡島漁港までは約40分。
鹿渡島漁港に到着したのは6:00ごろだ。
待ち合わせ時間よりも少し早いが、長靴に履き替えて、路駐場所から漁港へ。
早朝から既に多くの人で賑わっているわけだが……
よく見ると外国人だらけではないか!?なにやら水揚げの様子をスマホでバシバシと撮影しながら、二人の漁師の解説を聞いている。
「一体、どうなっているんだ?!」「なんで早朝から外国人で溢れているんだ?!」と思い、漁港でスーツを着た企画者らしき日本人の男に聞いてみると、団体はヨーロッパの高級ホテル・レストランの組織「ルレ・エ・シャトー」に参加しているマネージャやシェフの人たち約20人ちなみにここで出会ったスーツの男の人は、県庁からアテンドしていた人だ。
ベルギー出身の人に話しかけてみると、鹿渡島漁港で行っている活け締めは珍しいとのことで、「活け締めが魚の鮮度の秘訣につながるようであれば、これからベルギー現地でも同じようなことをするか、検討してみたい」と話していた。今回は、あくまでも観光/視察、魚を輸出入するつもりはないそうだ。
英語で話しかけたわけだが、活け締めを「IKEJIME」というほど。ヨーロッパの方では珍しいとのこと。
台湾からの見学者は以前いたそうだが、その他海外の人たちが鹿渡島漁港を訪問することは珍しいとのことだった。若手漁師は、「ヨーロッパの人で漁港見学で見たのは初めてですね…」と話していた。
アジアで「ルレ・エ・シャトー」の総会を開催したのは今回の日本が初めてとのことだ。参加者は3日間、石川県で過ごし、鹿渡島漁港 訪問後、輪島へ行くそうだ。(続きはこちら)
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