『そばきり 仁』、 能登の“ちょい”世界遺産的な屋敷…築約400年の天領庄屋『中谷家』で再オープン ~ “深味あるIターンとUターンおじちゃん”の奥能登コラボ ~

能登・能登町(石川県) – 26年前に神奈川県横浜市から奥能登に移住した小林仁(こばやし ひとし)さんが、能登町黒川地区にある「能登天領庄屋中谷家(のとてんりょうしょうやなかたにけ)」で、2016年6月24日、「そばきり 仁(じん)」を再オープンした。

能登町 黒川 石川県 そばきり仁 中谷家 小林仁 中谷直行 Ishikawa historical house soba kobayashi jin

中谷家の一般公開は5年振り。
穴水駅横にあった「そばきり 仁」は2015年12月20日で閉店、「中谷家」に移転し再開した。

のどかな能登町の田舎…歴史と風情ある中谷家で、のんびりと、ほぼ10割の美味し〜い蕎麦(95%が蕎麦、残り5%は強力粉)を楽しむことができる。

“ちょい”世界遺産的な屋敷のような場所で、くつろぎながら最高の蕎麦を楽しめる贅沢な環境」が、ここ能登にオープンしたわけだ。

能登町に“Uターン”した「中谷家」の12代当主かつビジネススキルをもつ中谷直之(なかたに ただゆき)さんと、奥能登に“Iターン”し最高の蕎麦をつくる小林仁さんによるコラボレーションプロジェクト。

人を呼び込む力』がある「中谷家」を基盤に、 “爽やかで濃い味ある?!”57歳同年齢の“おじちゃん”コンビが両者のスキルを最大限にフル活用し、奥能登地域を盛り上げる。

能登町 黒川 石川県 そばきり仁  中谷家 小林仁 宮武 中谷直行 Ishikawa historical house soba kobayashi jin

能登町 黒川 石川県 そばきり仁 大西結花 中谷家 小林仁 宮武 中谷直行 Ishikawa historical house soba kobayashi jin

【今年1月下旬、女優の大西結花さん、旅とグルメブロガーのKyahさんとジョーくん(矢吹純さん)もここ中谷家を訪問した】

 

「そばきり仁」の概要

●主なメニュー:
 ・もりそば – 800円、大盛 1000円
 ・鴨汁そば – 1300円、大盛 1500円
 ・もりそばセット(デザート“ム”付き) – 1000円
 ・天ぷら – 500円
 ・デザート – 300円
 ・日本酒 – 600円/一合
 ・ビール – 中瓶500円
 ・ジュース – 300円

営業時間
 ・10:00~16:00(蕎麦は11:00から)予約可。
 リクエストに応じて、夜の予約も受け付ける。

営業期間
 ・春頃から11月下旬ごろまで(今季は2016年11月27日(日)で閉店、来季は2017年3月18日(土)から開店予定)
 開店や閉店時期に近づいたら、以下連絡先まで問い合わせることをお薦めしたい。

定休日
 ・水曜日

場所
 ・能登天領庄屋中谷家 (石川県鳳珠郡能登町字黒川28−130)

電話
 ・080-5876-0020

メール
 ・jin-k1113(あっと)ezweb.ne.jp

席数
 ・約20人。中谷家の風情ある囲炉裏の部屋、土間などを活用している。

駐車場
 ・約10台(バスも駐車可能)

アクセス
 ・奥能登の終着駅・穴水駅からクルマで約40分(こちら
 ・能登空港からクルマで約25分(こちら
 ・金沢駅からクルマで約2時間(こちら

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「そばきり仁」と「中谷家」コラボの背景

築約400年と言われている中谷家は江戸時代幕府の天領庄屋、現在は石川県有形文化財に指定されている。建築物の拝観目的としてオープンしていた。

その後、中谷家はイベント時やリクエストに応じて、開館するのみで、実質閉館。

今の当主である中谷直之さんは昨年ごろから、年間を通しての中谷家の“利活用”を検討していた。これまでの“拝観”だけが目的ではなく、現代に通じる本来の…「中谷家」の姿を取り戻したかったのだろう。「中谷家の基盤/プラットフォームを活用して“今後新しいなにかが始まる”」という仕組みづくりだ。

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一方、去年、穴水駅ののと鉄道ビル1階にあった「そばきり 仁」は、のと鉄道により立ち退きを迫られていた。

のと鉄道は今後、牡蠣の「あつあつ亭」を年中オープンするなど、本社ビル1階を年間とおして使うことを検討していることから、急遽、2016年から、小林さんの賃貸契約を解除することを決定。

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小林さんは穴水町内で、商店街周辺の物件を探していたが、空き店舗が多いわりに、どこも賃貸が高額だったり、役場のサポートなども得ることができなかった。

蕎麦の味は言うまでもなく、驚くほど美味しいのだが、これら背景から、小林さんは2016年から、新たな場所で店舗を構える必要があったのだ。

そんな中、2015年5月、「丸の内朝大学」の地方体験のイベントに参加した白鳥淳子さんが、田舎バックパッカーのぼくに、「紹介したい人がいるので能登町の黒川地区にある中谷家まで来てください!」と中谷直之さんを紹介され、中谷家の利活用に関する話しを聞いた。

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そこで真っ先に「中谷家の雰囲気がマッチするなぁ」と思ったのが、蕎麦屋「そばきり仁」の小林仁さんだった。

2015年9月、中谷さんに小林さんを紹介すると、二人は意気投合。

小林さんは中谷家の雰囲気に、中谷さんは小林さんの蕎麦に惚れ、「2016年から『中谷家』で『そばきり 仁』をやりましょう!」ということになり、同世代で深みある“奥能登おじちゃんコンビ”が結成したわけだ。

2016年夏のオープンを目指して、中谷家内の台所などの改修、新たに電動石臼の導入、資金調達など、『中谷家×そばきり仁』の本格的な準備が始まったのだ。そして、様々な苦労を乗り越え、今月24日、念願の「そばきり 仁」が「中谷家」でオープンした。

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能登町 そばきり仁 中谷家 ランチ スポット noto ishikwa nakatanike soba

 
穴水町は惜しくも美味しい蕎麦屋を失い、能登町にとっては“美味しい”話しとなった…っと思う人もいるかと思うが…

まぁ、ぼくらのような“Iターン”と“Uターン”組にとっては、各個人が自身のライフスタイルや“私事(しごと)”を楽しみ、自身の舞台で頑張って活躍し、同時にそれが能登全体を楽しく盛り上がる方向へとつながったり、きっかけになればそれでいいのだ。面白い個々は、能登各地に点在している。

いずれ、町の境界を越えた『中谷家×そばきり仁』のようなコラボレーション/共同プロジェクトは先進的な事例になることだろう。

能登町 黒川 石川県 そばきり仁  中谷家 小林仁 中谷直行 周辺 環境 Ishikawa historical house soba kobayashi jin

能登町 そばきり仁 中谷家 黒川地区 ランチ スポット noto ishikwa nakatanike soba kurokawa

能登町 中谷家 黒川地区 周辺 noto ishikwa nakatanike soba kurokawa

【能登・能登町黒川地区 – 中谷家の周辺はこんな感じ。家が田んぼを囲っている】

そんなこんなで、「そばきり 仁」は、最高に美味しい“蕎麦だけでなく”、最高の場「中谷家」を基盤にパワーアップしたのだ。

お客さんは、能登を代表する上質な漆器“輪島塗”に盛られた美味しい蕎麦を食べながら、歴史ある屋敷の中谷家を体感し、贅沢なひと時を過ごすことができるようになる。

能登町 黒川 石川県 そば 中谷家 小林仁 宮武 中谷直行 Ishikawa historical house soba kobayashi jin

【穴水町中居瑞鳳地区で無農薬農家を営む宮武さんも「そばきり 仁」をサポートするので、能登を代表する“おじちゃん”トリオの結成?!とも言えるだろう】

そのほか!?ぼくが、惚れこんでいるテーブルも中谷家で活用される。このテーブルは、輪島市与呂見地区の龍昌寺の村田和樹さんによるもの。それについては、以下の記事に載せているので、ぜひ、見てほしい。

東京・羽田空港から能登空港までは約1時間、能登空港から中谷家までは約30分だ。遠方からここへ行く価値がある蕎麦と中谷家を体感することができる。機会があればぜひ立ち寄ってほしい。

中谷家 オープン 再開 そばきり仁 穴水町 能登町 蕎麦屋

「そばきり 仁」“最高の蕎麦”を“最高の一枚板”で ~ 能登の新たな場所で来春再オープン 穴水町から移転 ~

能登町 黒川 石川県 そばきり仁  中谷家 小林仁 宮武 中谷直行 Ishikawa historical house soba kobayashi jin

【能登町黒川地区 中谷家の土間に設置された一枚板のテーブル】

能登町 黒川 石川県 そばきり仁  中谷家 小林仁 宮武 中谷直行 中谷家について Ishikawa historical house soba kobayashi jin

【能登町黒川地区 中谷家について – 江戸時代中期以来黒川村庄屋であった中谷家の住宅。主屋下部分は江戸時代の前期の建築と推定され、その後、享保六年(1721)の改修で現在の形となった。】

蕎麦の実

【蕎麦の実はこんな形をしている】

能登町の海

【中谷家からは離れているが、能登町に面した海はこんなに綺麗】

能登町 そばきり仁 中谷家 ランチ スポット noto ishikwa nakatanike soba

【ちなみに、これがぼくのお気に入りであり…一押しの一枚板のテーブルだ】

中谷家 大政奉還 そばきり仁

【中谷家に展示されている…大政奉還に関する覚書だろうか…】

漆塗りの倉

中谷家の歴史ある展示物

中谷家

中谷家の内装

中谷家の内装 トイレ

中谷家に新たに設置した地元産の売店

中谷家に新たに設置した地元産の売店

【中谷家に新たに設置した地元特産品の売店】

能登町 中谷家 外観

能登町 中谷家 外観

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日本の田舎/地方をバックパッカー旅する中川 生馬(なかがわ いくま)。バックパッカー✖ハイエースがベースの“動く拠点”(ファミリーワゴンC)で、聞いたことがない田舎を旅して、そこでのライフスタイルを探求する。ときには、飛行機、電車、夜行バス、スクーターなどの乗り物のテクノジーも活用。   旅先は基本、これまで聞いたことがない田舎/地方のマイナースポット。 小学校・中学校のころ、社会科で使用していた帝国書院の地図をパッと開き、「ここは聞いたことがない!」と思た場所。途中、『ここもいいねぇ~』と“気になるスポット”を見つけたら、寄り道して、“気になるスポット”も探求する。トラベルスタイルは自由奔放。   基本、旅先の事前調査などはせず...現地の人に話しかけながら、一歩づつ進む。   約10年間の東京や鎌倉での会社中心の生活を経て、2010年10月から、会社中心以外の新たなライフスタイルを探求したく、都会での生活を離れ、“聞いたことがない”日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅へ。   「自分が過ごしたいライフスタイルは、これまで過ごしてきた場所以外にあるかもしれない、自身で体感したい」「ライフスタイルやワークスタイルにもっと選択肢はないのか?」という疑問を抱き始め、旅歩くことを始めた。旅先の田舎で出会う人々とコミュニケーションをとり、より自身に合いそうな田舎でのライフスタイル(暮らし方)を探す...   仕事面に対しては『約10年、企業で培ったスキルをフル活用、今後も仕事して学んでいくから、仕事はなんとかなるだろう!』という楽観的な考え方。バックパッカー旅への初めの一歩を踏み出す。   気になる...知らない...スポット...日本の“マイナー”スポットだからこそ発掘しがいがあるのだ。「日本のマイナーな田舎/地方を発掘、そこでのライフスタイルも実感する、そして人生/ライフスタイルの選択肢は幅広いことを多くの人に届ける」ことを、ぼく自身を軸に発信する。   ITベンチャー、国内独立系最大手の広報代理店 共同ピーアール株式会社や、電機とエンタテインメント世界大手企業 ソニー株式会社などで広報職を経て、フリーランスで独立。   2013年5月、能登の岩車(石川県鳳珠郡穴水町)に移住。大抵、ぼくと同年代であれば、“仕事ありき”で移住することが多いが、『自身のスキルと現在のテクノロジーをフル活用すればなんとかなる!』という、漠然とした根拠と楽観的な考え方から二歩目を踏み出す。   移住後、自身のスキルをフル活用し、東京のベンチャー起業・地方/田舎の小規模企業などの広報、ライター、執筆・撮影・基盤構築含めたウェブ制作、海外の著名人への取材依頼・現場取材・ラフ原稿執筆含めた取材コーディネート、ブロガーとして活動を開始。 能登では、地元の人たちと連携して「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」、「田舎旅するショッピング」として地元の海産物の販売サポートなども行っている。   フリーランスや田舎バックパッカーとしての主な持ち物は...テント、寝袋、自炊道具、衣類など生きるために必要な道具。そして、メモ帳、スマートフォン『Huawei Mate9』、タブレット『Surface Pro 3』、ミラーレス一眼レフカメラ『ソニーα6000』、一眼レフカメラ『キャノン7D』、ICレコーダーなどのIT/ガジェットグッズ。   鎌倉の深沢中学校卒業後、1994年、15歳のときに1人、アメリカ・オレゴン州のValley Catholic High School(バレー・カトリック高校)へ。半自給自足生活をする家族と3年間暮らす。2001年に同州・オレゴン大学を卒業。約8年弱のアメリカでの田舎暮らしを経て、帰国。   現在の拠点は能登の岩車(石川県鳳珠郡穴水町)の古民家(家賃1万円)と、ハイエースがベースの“動く拠点”『ファミリーワゴンC』。家族3人で暮らしている。1979年生まれ。   働き方/ワークスタイルは基本『とにかく自由奔放』で、いずれ、常に移動して暮らすことが定住のような『遊動民』的なライフスタイル『移動型定住』を目指している。  

1件の返信

  1. 2017-04-20

    […] ● 『そばきり 仁』、 能登の“ちょい”世界遺産的な屋敷…築約400年の天領庄屋『中谷家』で再オープン ~ “深味あるIターンとUターンおじちゃん”の奥能登コラボ ~ […]

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