能登・輪島市(石川県) – 今日の“動く拠点”での“私事(しごと)”スポットは能登空港だ。愛称は「のと里山空港(のとさとやまくうこう)」として知られている。
月曜日(2016年4月18日(月))に、『ヤスヨとヤスコ』コンビの“ざっくばらんな”田舎ライフスタイル体験が終了し、ヤスコさんと同じ全日空(ANA)の午後便で、ぼくは東京へ出張。
その晩に、“とある”メディアとのやり取りを済ませて、20日(水)の午前便で、能登へと戻ってきた。
この日、ハイエースを活用した楽しみを発信し購入へとつなげることを目標とした新たなサイト「カーノル」(現在制作中)の代表・細江行平さんが、ぼくと同じ午前便で能登へ来て、ぼくとハイエースを取材したのだった。
最近はそんなスケジュールであちこちへと“旅”することが多い。
が、楽しみながらの忙しさだ。“まだまだ”これからだが、それが少しづつ“私事”につながっていることも嬉しいところ。
ちなみに、ここ約1年間、月1~2回のペースで能登空港から東京へと飛んでいるが、能登空港が混雑するところを見たことがない。ゴールデンウィークなどのピーク時以外であれば、ぎりぎり20分前に到着したとしても、全く問題ないだろう。
 
能登と東京間のアクセスはどの乗り物がベスト?
移住先の穴水町岩車から能登空港まではクルマで約30分弱。
東京の羽田空港までの飛行時間は約1時間、空港での待ち時間も計算すると、合計2時間程度で東京に到着する。
あっという間だ。割安旅行パックを活用すると、往復1泊付きで27,000円~30,000円と安価。
それと比較し…
電車の場合、北陸新幹線を使っても、穴水町までは約6時間弱かかり、費用は往復で34,000円前後、航空券の割安旅行パックのように宿泊はついてこない。時間と費用を考えると、飛行機の割安旅行パックのほうが断然お得だろう。
能登空港と羽田空港間を毎日午前と午後、往復合計4便飛んでいる。飛行区間は能登と東京間のみ、航空会社は全日空(ANA)だけで、そのほか航空会社は飛んでいない。
が、たまに、台湾や韓国と能登間のチャーター便が発着することもある。
●能登空港について“ちょっと”
能登空港の愛称は“のと里山空港”。隣には日本航空学園輪島校がある。
能登空港は「道の駅 能登空港」としても知られている。空港が「道の駅」として認定されている場所は全国に2か所、能登空港と「道の駅 大館能代空港」(秋田県北秋田市)のみで、珍しい“駅”なのだ。
能登空港は東京と奥能登 間の便利なハブだが、この空港の「維持」というのはそう簡単ではない。空港の運営、飛行機を飛ばすには、莫大な費用がかかるわけだ。
能登空港の地元・市町村と石川県は、1日2往復の便数を維持するために、ANAに対して 「搭乗率保証制度」を全国で初めて導入。
これは、名前のとおり一定の登場率を保証する制度で、能登空港/地元自治体は、ANAに対して毎年(7月からの1年)の平均 目標搭乗率を62%に設定している。
62%とは、年間乗客数を14万6954人にしなければいけないということだ。
58%を下回れば、地元は、ANAに最大2億円の保証金を支払う仕組みだ。
2003年の能登空港開港時から2015年まで、東日本大震災の2010年度を除き、搭乗率の目標は達成している。
ちなみに、2015年5月下旬、6月ごろ、飛行機を予約しようとしたら、地元の役場などが中心となって、7月初旬までに、なんとか搭乗率をあげようとしているため、飛行機の予約が中々できなかったことを記憶している。
能登空港自体そのもの、便数の維持、ANAに対する保証金の負担することを考え、助成金などを活用するなどして搭乗率を上げようとしているのだろうか…それもどんなもんかなぁっと思ってしまう。
しかし…
一方では、目標搭乗率を達成することができなかったときのANAに対する保証金の支払いや、飛行機がなくなったときの、東京と能登間の移動の負担、観光客の減少からなる経済的なリスクなど、長期的なことも含め考えると、「どんなもんかなぁ」とも言っていられない。
人口減少が起きている田舎にとっては、難しいが、乗りきらなくてはいけないハードルである。
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