新鮮な地元/日本の野菜をこれからも食べたくないだろうか?農家の“後継ぎ”は足りているのだろうか?
「第16回全国農業担い手サミットinいしかわ」(2013年10月29日から31日まで)が能登で開催している。
このサミットに皇太子さんが参加することは“すごい”ことなのだろう。能登も大盛り上がりなのではないだろうか。しかし、皇太子さんが参加するほど、このサミットの内容を“宣伝すべき”で、そして“注目すべき”っと、農家の“後継ぎ”不足の深刻さについて考えている人たちが、どれだけいるのだろうか…とぼくは考えてしまう。
TPPいわゆる農業の自由化が推進される時代の中…“畑の空き家”「耕作放棄地」や農家の“担い手”はさらに減少するのか…それとも「そうはいかない!」と“工夫”を凝らした農家が出現し、農家の後継者が増え、畑が復活するのだろうか。そんな時代に直面している。
これから、地元・国内で採れた農作物が食べられなくなるのかもしれない。2011年3月11日に、スーパーに食べ物が並ばないという現実を目の当たりにしているぼくら。国内の農家が激減したときに、食べ物は手元に残るのだろうか…
一体何人がこのサミットに参加しているのだろうか。残念ながら、徳島県の「とくしま集落再生フォーラム」に続く、「とくしま集落再生塾in伊座利」(2013年11月9日開催)の企画・実施のため参加できないが、いずれ参加したいイベントだ。
全国的に農業の担い手は減少、耕作放棄地も増え、これまで美味しい野菜を畑で作ってきた農家の方々…その畑がなくなるかもしれない?!という深刻な時代になっている。
全国の田舎をバックパッカー旅していると「後継者がいない…」「息子が跡を継ぎたくない/継がせたくない」という話しを、旅先の田舎で“必ず”耳にしてきた。漁業も同じだ。
一方では、多くのインターン生が徳島県上勝(現在ぼくがいるところだ)へ来るように、農業を始めたい“担い手”は、全国的に“少しづつ”増えているように感じる。サービス業に携わることが多い今の若いぼくらの世代は、会社員・サラリーマンになることや「農業・漁業=大変で、安定しない・稼げない」ばかりを教えられ続けた。学校教育から見て体感することができる そんな田舎でのライフスタイルを選択肢として体感する機会がないことにも疑問を感じる。社会科見学・体験として、1年間のほんの数日ぐらいだろう。
ただ単に“農業の楽しさや現実を知らない・体感していない”だけではないだろうか…と田舎をバックパッカー旅していて感じる。
実際、田舎へ旅をすると「農業・漁業=大変で、安定しない・稼げない」ではない農家や漁師を多く見てきた。
そんな中、農業に目を向けている貴重な若者を、田舎はどう受け入れることができるのか…田舎に住み・畑をしたい親族ではない人々を田舎は後継者としてオープンに受け入れられるのか…も問われる時代になってきている。
田舎へ行く若者は、畑をわけてもらえず農業ができない、家を借りることができず住む土地がない、という現実を目の当たりにすることも多い。今、「農業をしたい!」若者が増え、田舎に対する意識が大幅に変化しようとしている。それに対して、田舎側も暖かく受け入れられる体制を構築していかなければいけないのだろう。
新鮮な野菜は、本当に美味しい。地元で…いや自身の近所で採れたての野菜を購入できることは…本当に幸せなことだと思う。
耕作放棄地を増やしてはもったいない…地元で採れる新鮮な野菜をこれからも食べたい…自分たちの子どもにも食べさせたい。
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