2011-02 Backpacking Kyushu - 九州へのバックパッカー旅

day 82 長崎県 池島散策前に腹ごしらえ ~ 「かあちゃんの店」の最高に美味い650円“かつ丼”の秘訣とは!? ~

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201121日(火)ぼくらは今、池島にいる。ここは東シナ海に浮かぶ長崎県の小さな島。昨晩、Iさん宅に泊めさせてもらった。池島には温かく優しい人が多い。今朝700に起きて、ご飯に、生卵かけ納豆、高菜などをおかずにした朝食をいただいた。生卵をかけたこのスタイルの納豆…久しぶりに食べた

朝食後、Iさんは勤務先の池島アーバンマインへ向かう。
ぼくらはもう少し池島を散策したいので、Iさん宅にもう一泊させてもらう。夕方にアパートで待ち合わせをして、Iさんと別れた。重いバックパックは、Iさん宅に置かせてもらった。
とりあえず、午前中、「長崎市設池島総合食料小売センター」に行った。野菜などの食料品を売る店が午前中のみオープンするので、島民は、朝早くからここに買い物にくる。

食料小売センターでは、懐かしのドラゴンボールや今流行りのワンピースなどの、アニメキャラクターの小型フィギュアが飾れている。島の人たちの買い物が終わると、数人はストーブの前に集まり、一息つき、みんなで交流して賑わう。さっき別れたばかりで、仕事中のIさんも、早くも缶コーヒーを飲みにここにやってきた。

ぼくは午前中、PCを開いて、これまでの旅の記録を整理、メールの返信などの作業をする。ちなみに、池島では、ドコモ、AUソフトバンクの全ての携帯電話がつながるが、ソフトバンクは電波が弱く、池島小中学校周辺や港付近の一部エリアでぎりぎり、電波をキャッチする。

長崎 池島 「かあちゃんの店」の最高に美味しいかつ丼。結花は奥で長崎ちゃんぽんを…
昼過ぎから池島を散策する予定のぼくらはまず!「かあちゃんの店」で腹ごしらえ。ぼくは、650円のかつ丼、結花はちゃんぽんだ。この“かつ丼”…が最高に美味しかった。これまで食べたかつ丼の中で最高のかつ丼だったのだ。特にこの肉のポーク!塩と胡椒加減がちょうどよい豚カツ、そして豚カツの厚み

たれと卵がうまく混ざり、かつ丼ならではの香りからも美味しさがわかるかつ丼なのである。何を隠そう!ぼくは高校時代に、日本食のレストランのバイトで、かつ丼を作っていた。一応かつ丼の作り方は知っていて、かつ丼が好物なので、美味しいかつ丼を知っているつもりだ。

卵のとじかたも上手い。うまい具合に“とろっ”となっている。肉の量も多く、一切れがぶ厚い
なんでこんなに美味しいんですか?」と聞いたところ、肉は冷凍のものを一切使わない。冷凍を使わないとは…それはすごい。そんな多くの人たちが毎日来るわけではないし…
そして、塩とコショウで、肉に味付けをしてから揚げるそうだ。ここが美味しいかつ丼を作る秘訣だとか…
この量と美味さで650円。素晴らしく、美味しすぎるかつ丼だった。

さて、これから池島を探検してみよう…(続く

長崎 池島の食堂「かあちゃんの店」
おそらくこの食堂は池島で唯一食べられる店…!?
長崎県 池島 懐かしい「ドラゴンボール」のフィギュア
長崎県 池島 ワンピースや両さんのフィギュアも
<前回のエピソード『day 81.9 長崎県池島 “熱っつすぎる”柔道家との“焼酎ナイト” ~ 人生 逃げずに向かっていくこと ~』>
<次回のエピソード『長崎県 池島を散策<写真で見る池島>』>

IKU - INAKA Backpacker

投稿者の記事一覧

1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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コメント

  1. ここへ、一度行ってみて、カツ丼食べたい。

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