青森県 下北半島 仏ヶ浦 - Hotokegaura (Rocks) on Shimokita Peninsula (Aomori Pref)

青森への一人旅…3 ~仏ヶ浦での眠れないテント泊。真夜中の“音”との戦い…2009年の一人旅~

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20101225日(土)さて、仏ヶ浦(ほとけがうら)(青森県)での夜…前回の話しの続きだ。(前回の話しはこちら

この夜…それは“音”とのバトルだった。海からは離れてテントを張ったのだが、砂浜に張ったので、海が満ちてこないかが不安。ここは初めて来た見知らぬ浜だ。

波の「ザー」…「ザーザー」という音に何度も起こされる。砂浜に張っているので、「波の音が大きくなってないか?!」と、波が常に心配なわけだ。テントの入口から、海が微かに見える。懐中電灯で海を照らし、海が満ちてこないかを確認する。
大丈夫そうだな…」と、また寝る。意外とセンシティブなぼくなのである。

3:00AMごろ、また起きる。「ん~…波は大丈夫かな…」と、またまた同じ心配が頭を過るわけである。しかも「仏ヶ浦」の岩は、半端なくどでかく、夜の仏ヶ浦は…最高に気味が悪いのだ。

そして、テントの後ろや岩の周りは森で囲まれ、そっちからは「ザザ…」っと、何者かがいるかのような“”が聞こえる。入口に「熊出没注意!!」の看板が立てられていたので、熊やその他の動物の存在も心配になる。
ちなみに、この日、持っていた食べ物は、おにぎり一つと、エネルギードリンクのウイダーだけ…。
翌朝、仏ヶ浦から牛滝(うしたき)まで歩き、青森行きのフェリーに乗ろうとしたのだが、ほんの5分の遅れで乗り過ごした。牛滝では、朝から元気な子どもたちに囲まれ、周辺を案内してもらった。

青森県 牛滝で海栗(ウニ)を素手でさばく…

Cutting up sea urchins by bare hands in Ushitaki, Aomori Pref. Japan.
Don’t your hands hurt?

しばらくして、子どもたちは、朝ごはんのため、家へと戻っていった。

ぼくは一人、フェリー乗り場にごろり…

すると、フェリー乗り場に一台のタクシーがやってきた。タクシーの運転手は、恐山(おそれざん)方面へと行くとのことだったので、交渉して1,500円程度で、恐山の最寄りのJR駅まで乗せてもらった。本来だったら、1万円以上かかる距離だ。
その後、青森で別れた友人たちと合流して、東北フリー切符を使って函館へ向かったのだった。
これが、青森への二度目の旅の終わりだった。

青森県 牛滝から恐山方面へ乗せてくれた親切なタクシー運転手さん
青森県 牛滝の子どもたちに撮ってもらった / Ushitaki in Aomori Pref. 
青森県 牛滝 / Ushitaki in Aomori Pref.
青森県 牛滝 / Ushitaki in Aomori Pref.
青森県 牛滝 / Ushitaki in Aomori Pref.

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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