2010-11 Backpacking Shikoku Islands - 四国・瀬戸内海の島々へのバックパッカー旅

day 28.1 愛媛県 興居島 弘正寺の住職さんの車で、泊から由良へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
愛媛 興居島 瀬戸内海 住職

2010年11月14日(日) – 店員さんが、興居島の泊(とまり)出身とのことで、仕事が終わったら、由良(ゆら)から泊へ乗せてくれるような話になりそうだったところに、同じスーパーで買い物をしていた、おばさんが泊まで乗せてくれると、声をかけてくれた。

「ちょっと、旦那に聞いてくるから、ちょっと待っててね」と、外で待っていた旦那さんの了解を得る。

ぼくらは、スーパーでの買い物を急ぎ、すぐに車に乗り、泊へと向かった。旦那さんは、泊にある弘正寺の住職さん。

愛媛 興居島 瀬戸内海 住職

【興居島 由良から泊まで乗せてくれた弘正寺 住職さん家族と】

 

興居島にある八十八カ所

弘正寺の住職さんは、興居島にも八十八カ所の霊場巡りをする場所があると教えてくれた。

四国の本格的な八十八カ所巡りの、興居島版ミニチュア八十八カ所巡りだ。(毎年4月20日、21日の2日間にわたり、島四国めぐりが実施される)四国の八十八カ所巡りをする信者は「お遍路さん」と呼ばれる。

お遍路さんが八十八カ所巡りをする際、どんな金持ちでも自費自弁で霊場をめぐるのはいけないらしく、人々の善意の喜捨にすがって難行苦行の酒豪をすることが掟になっているとのこと。

最近では、自家用車やバスで遍路する人が多く、道を歩いて霊場巡りをする人が少なくなっているそうだ。

ぼくは若干疲れていて、あまり聞こえなかったが、「武装した商社マンがいたり…、マラッカ海峡…、河野家(豪族)の家来がいた島…」などと話をしていた。

愛媛 瀬戸内海 興居島 住職 興居島版ミニチュア八十八カ所巡り

【興居島 弘正寺 住職さん夫婦とお孫さん】
 
泊/御手洗の相子ヶ浜海水浴場(あいこがはまかいすいよくじょう)まで乗せてもらった。

住職さんが「栄子さんが…」と、夫婦でぼそぼそ話していたが、ぼくらは気にせず、「良いところだね~」とお互いに言いあった。



住職さんが車に乗り込み弘正寺へと戻るとき「一応、海水浴場の人に連絡しておいたほうがいいよ」と、住職さんからアドバイスを受けた。

海水浴場へ行くと、ごみだらけ…。おそらく、どこかから流れ着いたゴミと思われる。海水浴場なので、夏場にしかオープンしてないのだろう。

まず、海水浴場への入り口一番手前の海の家では、電話番号が見当たらなかった。

奥へと海岸を進むとまた海の家があった。海の家の名前は山田商店。

山田商店の周辺は、電話番号が見当たらなかった手前の家より、ごみが少なくきれいだった。

テントを張れそうなデッキもあったので、今夜はここにテントを張ることにした。

とりあえず、山田商店に書いてあった電話番号に連絡して、許可を得る。

夏場にオープンしたとき、ここ山田商店では、「ひじき天ぷら」(500円)をやっている。「ひじきの天ぷら」…珍しい種類の天ぷらだ。

さぁ、テント張って、ちょっと飲むかな。<続きはこちら

<前回のストーリー『day 28 愛媛県 瀬戸内海に浮かぶ怱那諸島へ』>

<次回のストーリー『day 28.2 愛媛県 興居島での一夜目』>

INAKA-Backpacker | Promote Your Page Too

 
ブログ村ランキング参加中!クリックをお願いします!
Please click below icon for a blog ranking

こちらクリックを!

 
●スポンサーリンク

 

IKU - INAKA Backpacker

投稿者の記事一覧

1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

関連記事

  1. 大島 愛媛 漁師 day 34.3 愛媛県 八幡浜 大島の漁師からバックパッカーへ…
  2. 愛媛県 八幡浜大島 地大島 猪 罠 day 33.4 愛媛県八幡浜大島の隣にある『獣臭~い』地大島へ…
  3. 伊吹島 学校 教訓 四国 島 いりこ day 26.2 “懐かしい雰囲気”を感じる香川県伊吹島の休校中…
  4. 坊勢島 漁船 漁師 day 21.2 兵庫県 坊勢島での『両替』 ~ 若者が誇る漁師…
  5. バックパッカー お薦めの地図 帝国書院 地図帳 day 21.3 バックパッカー旅で活用する地図帳
  6. バックパッカー 中川結花子 興居島 瀬戸内海 day 28.3 愛媛県 興居島「さぁ、ビールだ」 スクーターを…
  7. 興居島 バックパッカー 島旅 四国 day 28.2 愛媛県 興居島での一夜目
  8. day 20.2 四国へのバックパッカー旅、初日からまたも外国人…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


VANLIFE特集 バン・車に暮らすとは?

VANLIFE Feature article バンライフ 特集 車上生活 車中生活

Pickup Post

地方 穴水町 役場 無責任 『田舎暮らしと役場』に関する記事に注目集まる 【YouTube】サイボウズ野水克也さんの『40チャンネル 人生の後半戦をたのしく』に登場 海 プール 田舎暮らし 遊び場 穴水町 岩車 石川県 能登 【能登での田舎暮らし<動画あり>】娘 夏休み 庭の巨大なプールでの日々 day 11 舳倉島のカタツムリが進化しているって?! rugby ireland traveling with campervan in Japan ラグビー アイルランド キャンピングカー 【田舎旅】スコットランドのラグビーファン 車中泊しながら日本巡り

日本初の住める駐車場・車中泊スポット「バンライフ・ステーション」併設型 シェアハウス in 能登・石川県穴水町

能登・石川県穴水町岩車の牡蠣<かき>販売サポート中!

Selling Oyster from Noto Anamizu Iwaguruma Ishikawa 能登 穴水町 岩車 牡蠣販売
能登半島地震, 石川県穴水町,能登半島 雪,能登 3月 雪,石川県 3月 雪, 穴水町 3月 雪
  1. 田舎バックパッカーハウス 罹災証明書,穴水町 罹災証明書, 罹災証明 参考,石川県 罹災証明書
  2. NHK 中川生馬, NHK Carstay, NHK キャンピングカー, 能登半島地震 キャンピングカー, 能登半島地震 カーステイ
  3. 動く美容室,動く美容サロン,カーステイ,ヘアーモス,石川県輪島市,美容室,美容トラック,キャンピングカー

車中泊スポットを探す!

vanlife RV station バンライフ 車中泊 車旅

Pickup Post

  1. 鎌倉 樹ガーデン 穴場 カフェ
  2. 旅の背景 理由 田舎旅 バックパッカー backpacker background in Japan
  3. 中津川

ランキング

人気の投稿とページ

一般人のテレビ出演、どれぐらいお金をもらえるのか?
【令和6年能登半島地震】石川県穴水町でオープン中のお店一覧と営業時間情報など(3月22日現在)
漁師直送!水揚げ直後の能登牡蠣<のとかき>最速翌日お届け!石川県穴水町岩車産の牡蠣 注文・販売!ペイペイにも対応!
【動くオフィスでITレビュー】車中ワーケーション、ハンドルにハマるSurface GOが最強“車内”タブレットPC
day 26.8 香川県 伊吹島に三好さんと合田さんが多い歴史的背景
【田舎旅】今夜は『道の駅 やたて峠』車中泊 “茶色”の温泉350円
【令和6年能登半島地震】石川県穴水町の「田舎バックパッカーハウス」罹災証明書を入手 結果は?解体・撤去までの流れ
【能登での田舎暮らし】主婦の財布に優しすぎる 新鮮&格安スーパー『どんたく』対『江ノ島』
デルのノートパソコン 購入半年で三度目の修理、デルの最悪なサポート対応を暴露
day 70.2 漆芸作家Suzanne(スザーン)さんとClive Ross(クライブ・ロス)さんとの出会い ~ 別れるか、日本へ行くかの選択 ~
PAGE TOP